いま話題の映画~ボヘミアン・ラプソディ~
いま話題になっているクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。
11月9日の公開から興行収入が43億円を超え、50億円越えも見えてきた大ヒット映画です。
オープニングは配給の20世紀フォックスのファンファーレから始まるのですが、そのファンファーレが例のパンパカパーンというクラシックな感じではなくエレキギターのキュイーーーンというロックヴァージョン(初めて聞いた)だったのでびっくり、それがとてもカッコ良かったです。
この映画はイギリスの男性4人組ロックバンドで1973年にデビューし、多数のヒット曲を生んだ(CDセールスは全世界で約3億枚)伝説のバンド、クイーンの物語。
ロックのわくにはまらない美しい曲調(ロックとオペラの融合)、美しいコーラス、あと奇抜なファッションが特徴です。
みなさんもクイーンをよく知らなくても曲は聴いたことがあるはず。
というのも、クイーンは最もCMソングに楽曲が使用されるアーティストNo.1で、とにかくクイーンの楽曲はTOYOTA、HONDA、スズキ、ダイハツなどの車はもとより、ビール、缶コーヒーほかありとあらゆるCMで頻繁に使用されています。
とくに「フラッシュのテーマ」、「サムバディ・トゥ・ラヴ」、「ウィ・ウイル・ロック・ユー」、「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」、「バイシクル・レース」、「伝説のチャンピオン」と、どれも耳に残る名曲です。
映画はボーカルのフレディ・マーキュリーの生涯を中心に描かれています。(フレディ・マーキュリーはバイセクシュアルで、エイズ感染を公表した翌日の91年11月24日、45歳という若さで亡くなっています)
フレディの「移民」(親にだまって本名のファルーク、バルサラからフレディ・マーキュリーに改名してしまいます)、「性的マイノリティ」の出自による葛藤、バンドメンバーとの確執や孤独を丁寧にわかりやすく描いていて、感情移入しやすかったです。
わたしは六本木で映画を観たのですが、友人に席をとってもらったところ(休日の15時の回のためか)、ものすごい人気でほとんど席が埋まっていて前の方の席しか取れなかったと言われ、前の席か、参ったなと思って観てみたら、これが大正解。
映画のラストシーンでは、LIVE AIDのライブ映像が約21分流れるのですが、前の席のためド迫力で生のライブを聴いているような臨場感!
気づくと涙が自然に出てきて、「伝説のチャンピオン(ウィ~アー~ザチャンピオン~♪)」を全力で歌っていました(笑)
しかも、わたしの一番好きな曲「レディオガガ」(リアルで聴いていたので)も映画で歌っていてそれが個人的にとても嬉しかったです!
レディオガガといえば、レディー・ガガが最初に出てきたとき、すぐにピンときて、名前の付け方センスいい!と思ったものです。
(レディー・ガガも12月21日より始まる映画「アリー/スター誕生」というミュージカルドラマで主演します)
もう一回観に行ってもいいかなと思うくらいの映画でした。
また観るためにも(ボヘミアン・ラプソディは映画館で観ないと意味がありません)なるべく長くロングランしてほしいものです。
(のげ)
2018/12/21