仙川駅/安藤忠雄ストリートを歩く
所用にて京王線「仙川駅」まで出かけました。
せっかくなので、松原通りの仙川駅東側と甲州街道までの、全長432mの左右に建つ安藤忠雄さんの建築群。通称「安藤ストリート」まで足を延ばします。

私は、2012年に分譲された「シティハウス仙川ステーションコート」で知ることになりました。
分譲共同住宅、共同住宅と店舗、写真スタジオとクリニック、保育園、地域のコミュニティ拠点、劇場、アートミュージアム等々が、整然とした街並みを形成します。

感想は人それぞれですので多くは語りませんが、調べてみると街区形成の経緯がとても興味深い。
仙川駅前のある地主の所有する細長い敷地を斜めに縦断する「都道」のために切れ切れにされてしまった敷地を、逆に長い接道部分を活かして特徴のある街並みをつくってみよう、との地主の思いが民間のディベロッパー、地方自治体を巻き込み発展したとの事。

仙川に詳しい方に聞くと、「甲州街道と松原通りが繋がる前は成城方面に行くのが大変だった」という。
※図版は青色が地主敷地、白が都道を示す。街道沿い(甲州街道)の典型的な敷地割り。
当社のスタッフと話していた所、仙川駅といえば「猿田彦珈琲本店」でしょ。と一言。
街の印象は人それぞれ。その多様性が面白い。
次に伺った際には是非足を運んでみようと思います。
街の印象は人それぞれ。その多様性が面白い。
次に伺った際には是非足を運んでみようと思います。
一部写真、資料は「近代建築の楽しみ」より使用しております。
岡村 尚人