COOL SHARE~エアコン消して涼しいところに集まろう~
夏本番、という感じで暑い日が続いています。
エアコンもフル稼働ではないでしょうか。
みなさんはクールシェアという言葉を聞いたことがありますか?
家庭での電力需要が高まる夏期に、家庭の消費電力の半分以上を占める「エアコン」の使用台数を減らして、家族で集まって1つの部屋で過ごしたり、公共施設や商業施設の利用やイベントに参加したり、自然の多い場所に出かけるなど、涼しい場所でみんなで過ごすことを「クールシェア」といいます。
クールシェアロゴ
自宅でのクールシェアイメージ
(たとえば3台のエアコンを使っていたら、家族みんなが一部屋に集まって過ごします)
これは2011年の東北大震災後、多摩美術大学のゼミで「東京に居ながら何ができるか」ということで産み出されたアイデアにより世田谷区の一部ではじまった取り組みで、2012年には環境省の施策に取り入れられたことにより、全国の自治体、企業に活動が一気に広がりました。
今では、12000箇所以上のクールシェアスポットと呼ばれるみんなで集まって涼むことのできるスポットがクールシェアマップに登録されていて、スマホで簡単にクールシェアスポットを検索することができます。
クールシェアの一番大事なところはみんなで楽しむアクションにしていること。
省エネのために暑さを我慢しましょうというマイナスのイメージを払拭しています。
家族で1つの部屋で過ごしたり、図書館や商業施設で涼む、あるいは自然が多い涼しいところに行くことで、夏を快適に乗り切るだけでなく、家族や地域の絆も深められます。
「暑い!」と感じたらクールシェア、今年の夏はクールシェアで環境にやさしく過ごしてみませんか?
(のげ)