京急の味のある駅名が公募で無くなる?!
最近気になるネットニュースのなかに、京急が地下化する「産業道路駅」の駅名を改称、その駅名を小中学生から公募するというニュースがありました。
これは京急電鉄創立120周年の記念事業で、「産業道路駅」と合わせてなんと46駅の改称案を募集するそうです。
京急電鉄HPより
改称案を募集する駅は、乗り換え駅(泉岳寺、品川、京急蒲田、京急川崎、京急鶴見など)と、公共施設、神社仏閣、歴史的史跡などの最寄り駅として広く認知されている駅(鮫洲、平和島、穴守稲荷、川崎大師など)は対象から除かれます。
それにしても対象外の26駅のぞいてその倍近くの46駅も募集するとはかなり思い切っています。
京急の駅名にはなかなかしぶいのが多いですよね。
青物横丁、梅屋敷、雑色(ぞうしき)、六郷土手、八丁畷(はっちょうなわて)、糀谷(こうじや)、花月園前、生麦、日ノ出町などなど・・・京急ならではの味わい深い駅名がたくさんあります。
わたしの親戚の家が横須賀にあって、子どものころ夏休みなど長い休みに入ると横浜から京急に乗って泊りに行っていたのですが(今でも赤い電車を見るとそのときのワクワク感がよみがえります)、そこは「京急安浦」という駅だったのに今では「県立大学」に変わっています。
「県立大学」なんてなんだかバスの停留所みたいな駅名に・・・「京急安浦」に親しみをもっていたわたしはさみしい思いがとまらなかったです。別に「京急安浦」(地名からきています)でいいではないか。
今回の改称案で「雑色」、「八丁畷」のような読みにくい駅名から親しみを持てる駅名にするという狙いがあるようですが、小中学生が考える「ふんわりした」名前により京急の駅名の味わいあるテイスト、すなわち京急らしさが失われないことを期待したいです。
ちょっと私も応募してみようかなって思いましたがこの駅名募集は小中学生対象でかないません、うーん残念!
(のげ)
なつかしの京急安浦駅
2018/09/27