職種別残業時間ランキング~残業が多い職種は?~
働き方改革で残業がうるさくなってきてますよね。
人材サービスのパーソルキャリア(旧DODA)が、ホワイトカラー1万5000人を対象にビジネスパーソンの平均残業時間調査をランキングにまとめたので紹介したいと思います。
残業時間が多い職種トップ10
順位 職種 残業時間(月)
1位 「ゲーム(制作・開発)」 45・3時間
2位 「インターネット・広告・メディア」42・4時間
3位 「建築施工管理」 41・5時間
4位 「ビジネスコンサルタント」 40・5時間
5位 「設備施工管理」 39・4時間
6位 「調理・ホールスタッフ・フロアスタッフ」 38・0時間
7位 「人材サービス・アウトソーシング・コールセンター」37.0時間
8位 「構造設計」 36.8時間
9位 「機械設計・金型設計・光学設計」 36.4時間
10位 「ファッション(アパレル/アクセサリー/テキスタイル)36.3時間
こうみてみると専門性が高い職種に残業が多いようです。
ゲーム業界が1位というのはなんとなくわかりますよね。
スマホでゲーム人口は増えているものの、流行りすたりのスピードがあまりにも速いので新しいゲームをどんどん開発しないといけません。
注目すべきは建築業関連が3位「建築施工管理」5位「設備施工管理」8位「構造設計」とトップ10に3つもランクインしてるということ。
パーソルキャリアでは「オリンピック需要で建設ラッシュにもかかわらず、職人が不足して工事が進まない、結果スケジュールに遅れが出て工期を厳守するために残業が発生する」と分析しています。
建設現場の職人不足と高年齢化は非常に深刻で、またこう残業が多いと敬遠されてますます職人のなり手が少なくなるという悪循環。
そんなブラックなイメージを変えるべく大手ゼネコン(スーパーゼネコン)の現場では土曜を休みにする試みを始めてます、こういった取り組みが広がって少しでも労務環境と待遇をよくすることが先決ですね。
反対に残業時間が短い方のランキングをみると(ランキングは省略します)「営業事務」や「医療事務」「秘書」など事務職がほとんど。
ランキング1位は「経理事務・財務アシスタント」の11.1時間でした。
うーん、この1位は経理事務をやっていた私としては大いに異議を唱えたいところです。
(たぶん経理職に従事しているひとはこのランキングに対して怒っていることでしょう)
月末月初に業務が集中して連日21時まで普通に仕事してましたからね、わたしの仕事の能率が悪いだけなのかもしれませんが(笑)
また、残業と言えば気になっている本があります。
「わたし、定時で帰ります。」
新時代のお仕事小説だそうです。
絶対に残業しないと決めている会社員の結衣。個性豊かな同僚たちに揉まれながら働く彼女の前に、無茶な仕事を振って部下を潰すというブラック上司が現れて―。
というストーリー(AMAZONより)
図書館にリクエスト中なので、早く順番がこないか今からワクワクしています。
(のげ)