ブロック塀の安全点検方法
大阪北部地震で、塀の倒壊による死亡事故があり大きなニュースとなりました。
それを受けて国交省は「ブロック塀の点検のチェックポイント」を公表しました。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/blockshei
鉄筋の入ったコンクリートブロック塀が「補強コンクリートブロック塀」の場合、
①高さ2.2m以下
②控壁が3.4m間隔以内にあるか
③コンクリート造の基礎があるか
④傾き・ひび割れはないか
などが目視でのチェックポイントです。
都内の宅地等でよく見かけるのは②の控え壁が無いか、あっても間隔が基準を満たしていないケースです。
この場合の処置として1.2m(コンクリートブロック6段)より上部をカットすることで、控壁が不要な高さ1.2m以下にするのが良いと思います。
(渡辺博之)