時代は変わる。ある日突然隣に旅行者が。。。
建築の用途についての投稿が続きますね。。
民泊新法が施行されてから早一ヶ月。
街中を歩いていると「こんなところに?」という場所に、
突然スーツケースをガラガラする人達が出入りする事があるようです。
先日はその一現場に遭遇しました。
都内では民泊の先駆けてで特区民泊制度がある大田区。
外見や規模、立地からはごくごく普通のマンションにしか見えませんが、
実はエアビーで1泊8000円でしっかりと募集されておりました。


新法は180日の規制があるものの、これからご近所に、
”いきなりスーツケースが、、”という時代となるかもしれません。。
完成な住宅街とか商店んが多いからということよりも、
用途地域がポイントになりますのでご注意を。
各自治体の条例は公開されておりますのでご参照を。
そして、先日出たこの記事。
住宅専用地域にコンビニ。。。
コンビニはもはや生活インフラなのです。
激しく同感。
それから、都内では増加中の旗竿地の長屋アパート建築。
投資用のアパート物件ではよく見かけますが、
戸数によっては通路幅の制限をすべきだとの見解もあるようです。
用途地域の話で言えば、30年前は郊外住宅地に家をもっていましたが、
ライフスタイルが変わり今のトレンドは都市居住。
駅前再開発をはじめ、商業地域の土地はデヴェロッパーが目を粉にして探すマンション用地。
そして駅徒歩圏内の工業系地域は宅地化がすすみ、
本来の物流施設や工場を建てようとすると住民反対。
不動産取引をする場合、
「法令は現在のものであって、将来は改正される可能性があります。。」
との一文が必ずはいります。
購入の際は周辺をよくみてから検討する必要がありますね。
そして、近隣で新たに増えている業態は、もしかしたら新たなニーズかもしれません。
味方を変えればビジネスチャンス。ただし、法令順守は忘れずに。。
2018/07/24