フランス発オーガニックスーパーの波来たる
この5月にビオセボン外苑西通り店がオープンしました。
2016年12月に麻布十番に1号店、今年4月に中目黒の2号店の出店に続き、国内3号店目になります。
「ビオセボン(bio-c-bon)」は2008年にパリ創業のヨーロッパで100店舗以上展開しているフランスのオーガニックスーパー。
フランスでは有機、オーガニックのことをビオと言い、「ビオセボン」を日本語に直訳すると「有機、それいいね!」。
イオンはこのビオセボンと提携し、日本に展開しています。
世界のオーガニック市場は拡大しているのに対し、日本はオーガニック後進国と言われています。
日本では専門店や高級スーパーでしか買えなかったりとか、普通のスーパーでも特設コーナーにあり、値段が高くてなかなか手が出ないというところがネックに。
それに対して、ビオセボンでは一般の商品の1.2倍から1.5倍に価格を抑えて値ごろ感を出し、初出店のときはヨーロッパでしか買えない食品ばかりでしたが日本に合わせて修正を加えていき、どら焼き、納豆、豆腐など和の食材も増やして、普段づかいできるように商品展開に工夫をこらしています。
また、ビオセボンはこどものために「安全・安心・おいしい」を叶えたいママ、「ビオママン」への応援を宣言して、色んなイベントもやっています。
このような感じで近年では「フランスの国民食」と言われる高級冷凍食品ブランド、ピカール(Picard)も日本に出店し(ピカールもイオンと提携)、フランスのスーパーの日本出店に加速がかかっています。
フランスのスーパーで日本に出店していたもので思い出すのはカルフールですが、2000年に出店したものの、日本の販売方法に馴染めず苦戦して2010年で撤退しています。
オーガニックが日本に根付くかどうか、今後のビオセボンに注目ですね。
6月末には国内4店目ということで、うちの近くのイオンの中にオープン(神奈川初出店)する予定なので、今から楽しみです。
(のげ)
2018/06/08