メダルの生産性?
平昌オリンピックが閉幕しますが、ブルームバーグでは国別のメダル数の他に対人口比、対GDP比の統計を出しています。(さすがです)
https://www.bloomberg.com/graphics/2018-pyeongchang-olympics-medal-counter/
これを見ると、メダルランキングでは金メダル数が優先されるようでドイツが首位ですが、人口100万人当たりのメダル数ではノルウェーが7.14個、ドイツは0.37個、日本は0.10個です。
GDP100億ドル当たりのメダル数ではやはりノルウェーが10.1個、オーストリア3.23個、スイス2.90個、スウェーデン2.49個、とヨーロッパのアルペン王国が上位を占めます。一方、ドイツは0.72個、カナダ1.64個、アメリカ0.12個、日本0.24個。
以外だったのは韓国が0.84個。
韓国は17個中12個がスケート競技(半分はショートトラック)でのメダル。
日本はスケート競技のメダル数は13個中6個。
韓国はスケート競技に的を絞った強化活動をしたのだと思います。
日本もまだ競技人口の少ない競技への投資をすべきなのかも。
「メダルは生産するものではない!純粋な努力の結果だ!」という声も聞こえてきそうですが・・・。