センチメンタルジャーニー~室蘭編6~
家に入り母の妹が出てきて感動の再会をし、さらに部屋に入ると、暖炉のある 広い リビングをはじめ部屋のあちこちに新聞紙をいれたバケツがたくさん置いてあります。
「あちこち 雨漏りしていて、とても家に泊めてやれる状況ではない」と言ってたのは本当でした。
家は築40年以上経っていて、雨漏りで屋根を直すのに500万以上かかるため延び延びになっているとのこと。500万・・・商売を辞めて年金で生活している現在、これだけの大金を出すのは大変です。
「なんだなんだ、これなら初めから家に呼べば良かった」と姉たちに笑って言われました。
別に牽制されていたわけではなく、雨漏りが恥ずかしくて家に呼ぶことが出来なかったということが分かってほっとしました。
お茶とくだものと茶菓子で積もる話をしているうちに、こちらからの提案で、せっかく予約をいれてもらってはいるが夜ごはんは外食をやめてお寿司とうなぎをとり家で食べることになりました。
母の弟がお寿司屋とうなぎやに電話で予約を入れたので、車でとりに行きがてら (室蘭の飲食店は人手不足で配達はしません) 市内を案内してくれることに。プジョー207でドライブです。
室蘭港と白鳥大橋に立ち寄りました。室蘭は夜景を観光の売りにしているだけあってとてもきれいです。
閉店したお店にも行きました。
魚のせりは大量の仕入れになると日々大きなギャンブルをしているような大きなプレッシャーだった、だからギャンブルはやりたいと思わなかったと言ってました、そんなものかもしれません。
商店街がさびれてしまい、室蘭の街が廃れるスピードが早いと弟がさみしそうに語っていたのも印象的でした。


昼間の白鳥大橋 わたしが小さいときはまだなかった 観光向けに1000億以上かけて製作されたが…

室蘭港には大黒島というちいさな島があります
お寿司とうなぎを取りに行ってみなでいただきましたが、札幌で食べた新鮮な感じとは違っていたって普通でした。弟がうちが魚にうるさいのわかっているのにこんなものを出してきてもう二度と頼まないと怒っていました。さすが鮮魚店の元経営者、魚には厳しいです・・・!
(のげ)
夜景を観るにはドライブが一番です