住まい選びと満員電車は関係があるか?
少し前の賃貸住宅新聞にこんな記事がありました。
『電車の混雑状況を教えてほしい約6割』
アットホームのアンケート調査はこちら
http://athome-inc.jp/wp-content/uploads/2017/09/2017092503.pdf
この記事を要約すると
- 通勤電車の混雑が原因で引越したいと思った事がある人が33%
- 住まいの場所は通勤電車の混雑を考慮して決めた人が24.9%
- 次の引越しは電車の混雑も意識して住まいを探したいという人が45.3%
- 一日に使う体力100%中、仕事が55%、通勤が23.1%、家事13.2%くらいと感じている
東京で働く人にとってもはや満員電車は宿命なのかもしれません。
私鉄や東京メトロの相互乗り入れによって乗り換えはかなり楽になった路線もでてきましたが、電車の混雑状況はひどいままです。
実際に、一日に使う体力の内、1/4近くを通勤で消費していると感じているわけですから、国を挙げての働き方改革の中で、満員電車対策は急務だと思います。
企業にも時差通勤を推奨したり、フレックスタイム制を導入したりという努力が必要でしょうし、個人としても少しでも空いている路線を中心に住まいを探したり、混む路線だとしても、混み始める前の電車で通勤するなどの対策(自己防衛)が必要なのだと思います。
その意味では部屋探しをする際にどのくらい通勤電車が混むのか、あるいは混まない時間帯はいつなのかという仲介業者からの情報は貴重なのだと思います。
(渡辺博之)