トーハクで運慶
トーハクこと「東京国立博物館・平成館」で運慶展を観てきました。
日本で一番著名な仏師として知られる運慶。生涯に多くの作品を造ったとみられますが、
その可能性が高いと考えられるものは、31体という見方が一般的です。
それらは全国各地に分散され、寺院等に収蔵されている仏像は門外不出の場合もある為
大規模な運慶展はこれまで実現しませんでした。
今回は運慶と縁の深い奈良・興福寺の中金堂再建記念事業として同寺所蔵の作品が出品されています。さらに各地から出品され、計22体が集結し、史上最大の運慶展となりました。
【公式サイト:見どころより】
会場は入場規制がかかり、日曜日の11時で20分待ちの盛況さです。
これらを目の前で見ることができます。
今にも動き出しそうな躍動感や、眼力で見据えられているかのような迫力。衣が体の動きや風でなびくような軽快感。
また展示方法も、展示台に展示しているだけなので、普段は見れない後姿を観れたり
仏像 光背を覗けたりして新鮮な体験。
非常に稚拙な言語表現ですが、「とにかくかっこいい!!」
9月26日からの開催で10月11日には来場者が10万人を超えたとので、
会場は、老若男女あらゆる層で混みあってます。金曜土曜日は21時まで開館(入場は20時30分まで)
混雑状況は、専用twitterで随時更新されています。
公式オンラインチケットでは、自宅プリントやスマホ入場が選べるため会場でもスマートに入館できます。(入場規制の際は我慢してください)
期間は11月26日(日曜日)までです。ご興味がある方は是非とも足をお運び下さい。
岡村尚人