北欧に行ってきました。【ストックホルム編】
北欧に行ってきました。【ストックホルム編】
北欧に行ってきました。【ストックホルム編】
夏休みを利用して、北欧に行ってきました。
フィンランドの首都ヘルシンキとスウェーデンの首都ストックホルムへの4泊6日での小旅行。
後半はストックホルムのレビューです。
ヘルシンキからストックホルムにはフィンエアーで1時間ほどで到着します。
(海路を使うとフェリーで16時間、17時出港、翌日9時入港)
アーランダ空港から20分位でストックホルム中央駅です。
R屋根の駅舎とトップライトが特徴的ですね。
ストックホルムは都市部で188km2、人口789,952人 バルト海に面した美しい街です。
毎年のノーベル賞の晩餐会でおなじみのストックホルム市庁舎は見覚えもあるかもしれません。
街はストックホルム中央駅を中心とした中心市街地から、地下鉄が発達しておりで20分位乗ると閑静な住宅地といったスケールの街です。街の中心地は新市街地再開発エリアと旧市街があり、リッダー湾や運河をはじめとする水部が入り組んでいて、市の面積の13%を水面が占めており、この町並みは北欧のヴェニスと称えられるほどです。
新市街地再開発エリアはそこらじゅうで工事をやっているようで、古い町並みが
カーテンウォールの建物に建て変わっています。写真は現代風ファサードのホテル。
再開発市街地を横目にグンナー・アスプルンドによる
吹抜けの円形ホールの室内、壁一面を書籍で囲まれた「ストックホルム市立図書館」
エントランスホールの回転ドアは低く、階段をのぼり吹抜けという、空間構成。
特徴的な照明とトップライトからの光。乳白色の壁には凹凸のテクスチャー。
1928年の作品との事。北欧建築にいえることはアアルトも同様に
シンプルな材料をつかい、質素で素朴なディテールを構成し
耐久性の高いデザインが行われてきた。と印象を受けます。
中央駅から南へ。ヴァーサ橋を渡ると、ガムラスタン地区。
13世紀に築かれた旧市街地です。石畳の路地。
そこを進んでいくと広場に出ます。
ガムラ・スタン中央部にあるストールトルゲット広場に並ぶかわいらしい建築群。
アプリコット色の店舗はガイドでも紹介されている。
カフェ・コッペン。大賑わいです。
ストックホルム宮殿の門前に立つ近衛兵を冷やかしたり
路地を抜けてショップや教会に入ったり、飽きることはありません。
そしてこの旅の最大の目的ともいえる、グンナー・アスプルンドとシーグルド・レーヴェレンツによる「森の墓地」に向かいます。
地下鉄中央駅からグリーンラインに乗って南へ約15分。Skogskyrkogården駅でおり、
並木道を抜け石垣の入口へたどり着くと、視界がひらけ、緑あふれるランドスケープ。
写真でよく見た風景が待っていました。
アスプルンドの十字架と諸施設、レーヴェレンツの冥想の丘に立ち、
森を見渡した時の、清々しい景色・自然と建築が美しく融合しているようです。
また、お墓もとても素朴で小さい石碑に花が植えてあり自然と一体になっているようです.
あわただしい旅の中でとても静かな時間を過ごせました。
ちなみに北欧は食事が高いです。コーヒー800円。グラスワイン1500円位。
サーモンとポテトでパン。これで20€。2600円位ですか。
他にはミートボールなど、IKEAのランチで食べるような物ばかり。
パン、ジャム、チーズ、ハム、ヨーグルトが豊富で私は向いてるかな…
ストックホルムはなぜかフレーバーウォーターも種類が豊富で楽しめました。
岡村 尚人