ビジネスジェットが欲しくなりました
先日ニュースになったホンダジェット。
人気の秘密は低燃費と内部空間の快適性を両立させたこと。
エンジンの位置を胴体後部から主翼上部へ移動することで機内空間が広くなったようです。
大型航空機のエンジンの位置は主翼の下です。これは主翼の中に燃料が蓄えられるのですからエンジンはそこに近いほうがいいわけです。
飛行機はエンジンで推進力を、翼で揚力を得ることで空を飛べるわけですが、その機体の空気抵抗をいかに小さくするかが特に小型航空機の燃費性能にとって重要です。
エンジンは最重要な部品ですから胴体にしっかりと固定したいですよね。しかし、その分機体の後方内部は利用できませんし、機体が大きくなります。
しかし、ホンダジェットのエンジンの位置は主翼の上部。
この配置に行き当たるまでには相当の年月をかけて流体力学のシミュレートをしたそうです。そしてベストな「スイートスポット」を発見したそうです。
航空機の開発はホンダの創業時からの夢だったそうです。
また、アメリカやカナダ、ヨーロッパのビジネスジェット市場も大きく、今後はアジアでの市場も拡大するでしょう。
ホンダジェットの航続距離は2,265kmなので東京ー北京、東京ー台湾、シカゴーニューヨーク、くらいの距離は飛べるようです。
皆様、一機いかがですか?
(渡辺博之)