ウイークエンド「Week-end 」
この3連休は台風やら雨やら。どうしたものか。
しかも妻の誕生日。困ったものだと都心のホテルで休息するのが目的で大手町へ。
当社代表の緒方、設計チーフの渡辺が通った「国立近代美術館」の「日本の家」とても良かった。
建築については2人が語ってるので私はいいかな…
好みなのは「篠原一雄」さんの代々木上原の家に行きたいと思いました。
実は私が書きたいのは「国立近代美術館」が所蔵している「MOMAT展」が素晴らしかったこと。
今迄書籍でしか知らなかった藤田嗣治の作品を3階で見れた事でしょうか。
こんな人だしこのような絵をかきます。
猫が大好きでおかっぱでちょび髭。目が透き通ってますね。
すこしシンパシーがわくし、友達になりたい。
「五人の裸婦像」はとても美しく、繊細で透明感があります。
ちなみに藤田嗣治はオダギリさんで映画化されてます。
角川映画。単館でしょうか。
http://foujita.info/
「国立近代美術館」に展示されていたのは
「サイパン島同胞節を全うす」
5000人の住人が身を投げた「バンザイ・クリフ」
このオリジナルが今、国立近代美術館で見れますよ。
戦後、日本画壇からは、軍に協力した画家といわれ追放され
フランスに居を移し日本の土は二度と踏まずチューリヒでなくなりました。
上記の書籍に藤田のコメントがあります。
「いい戦争画を後世に残してみたまへ。何億、何十億という人がこれを観るんだ
それだからこそ、我々としては尚更一生懸命に、真面目に仕事をしなければならないんだ」
本来自分がするべき事や、出来る事に気づいたとき人はどう進むのでしょうか。
岡村尚人