■隅田川花火大会に行ってきました。
7月29日開催の隅田川花火大会に初めて行ってきました。
唯一テレビで放映される花火大会です。(テレビ東京にて)
その日は朝から曇り空で、夕方、電車に乗ったとたん、ざあざあ降ってきました。
本当にやるのかな?と半信半疑になるほどの降りです。
両国駅に着くと、駅はすでに花火大会の待ち合わせらしい人たちでいっぱいでした。
早く着いたので、改札の目の前のサンマルクカフェに入ったところ、花火客の時間待ちの場になっていて(浴衣姿の女子もチラホラいます)広い店内の席がすべて埋まっていましたが、しばらく空くのを待ってなんとか席を確保。
店を出る前にトイレをすまそうと席を立つと、女子トイレに行列ができていました。
いよいよ、19時の花火開始15分前になり出発です、初めてで見学ポイントがわからないので、人々が歩いていくあとをなんとなく付いていきます。
しかし、歩けども歩けども花火が見えてこない、ボンボンと音が聞こえるだけ。
人が固まっている場所があったので、ここから見えるのかなと立って待っていると、警官が飛んできて「立ち止まらないでください!」と注意してくるので移動します。そういった警官と観客の攻防(人が固まっているスポットで止まる→警官に移動するよう大声で注意される→散る→止まる→注意される→移動する)が続き、歩いている間も雨足が強くなり、ズボンの下の方が濡れて重くなってきました。
ようやく、流れ流れて橋のところまできて、橋の上から花火を見ることができました。
実際は雨で曇っているので、こんなにはっきりとスカイツリーは見えません。
屋形船もたくさん出てました。
ずっとこの橋の上から見ていたかったのですが、そこは、何人もの警官がテープ(幅広いベルトみたいなもの)で包囲して先へ先へと押し出してくるので、そう長くはとどまらせてはくれません。まあ、でもしっかり見ることができました。
橋を通り過ぎ、さらに人の歩く先をついていくと、江戸通りという広い通りに出ました。
通りは通行止めで歩行者天国になっていて、通り沿いの様々な飲食店がテーブルを出して、つまみとビールを売って呼び込みをしているような賑やかな通りになっていました。
そこでは、高層ビルの間から花火を見ることができました。あれだけ広い道の真ん中を車を気にせず、花火を見上げながら歩くのは気持ち良かったです。
蔵前駅近くの江戸通り
初めての隅田川花火大会で気が付いたこと、驚いたこと。
・結構な雨降りでも決行する
・花火大会のために幹線道路を封鎖する(首都高6号線、江戸通りなど)
・(高く打ち上げられた花火が隠れるほど)東京は高層ビルが多い
・花火は通りから見るよりも橋の上からが一番よく見える
・外国人客が結構見にきていた
後日、ネットニュースでみると、今年の隅田川花火大会はなんと74万8千人の人出だったそう。
みな雨ニモマケズ、規制する警官をものともせず花火大会を楽しんでいた一方、1万以上のプラチナチケットを買ってこの時間にスカイツリーに上った人たちは、雨で夜空がくもってほとんど花火が見えなかったということで、悲喜こもごもの隅田川花火大会でした。
(のげ)