驚異の人口減時代が始まった
「今から80年後の2100年、日本の人口は明治維新の時と同じ約6000万人になります!」先日、参加したクラスコのセミナーでこのようなグラフを見て驚きました。
明治維新以来、100年で約3倍に膨れ上がった日本の人口は2004年の1億2700万人をピークにして今後80年で半分にまで減少することが予想されています。
この人口減少だけでも衝撃的なのに、さらにAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット接続化)によって社会システムは根本的に変化すると言われています。人工知能が人間の能力を超えるとされるシンギュラリティも当初の予測よりも早い2045年位だという学者もいるそうです。
今後の日本の社会は誰も経験したこと無い変化の時代になるということです。
ではこの変化に対して不動産業界、建築業界は準備できているのでしょうか?
これからのビジネスモデルはこの社会環境の変化に対応するというミッションが根幹に据えられていることが必要です。
ちなみに、ドラッガーも「イノベーションを行うために分析すべきこと」として
①予期せぬこと
②ギャップ
③ニーズ
④構造の変化
⑤人口の変化
⑥認識の変化
⑦新知識の獲得
この7つを体系的に徹底的に分析せよと書いています。
(渡辺博之)