北欧に行ってきました。【ヘルシンキ編】
北欧に行ってきました。【ヘルシンキ編】
夏休みを利用して、北欧に行ってきました。
フィンランドの首都ヘルシンキとスウェーデンの首都ストックホルムへの4泊6日での小旅行。
前半はヘルシンキのレビューです。
成田からヘルシンキまではフィンエアーで10時間ほどで到着します。
ヘルシンキは都市部で158.4km2、人口614,074人 バルト海に面した美しい街です。
また、建築マニアには巨匠「アルヴァ・アアルト」や「marimekko」など北欧デザインの街としても知られております。
街はヘルシンキ中央駅を中心とした中心市街地から、トラム「路面電車」で20分位乗ると閑静な住宅地といったスケールの街です。街の中心地には公園と大通りがあり、そこにトラムが頻繁に走ります。
街には「アルヴァ・アアルト」の建築が多く
トップライトと大きい吹抜けが特徴的な「アカデミア書店」
一般公開されている「自邸」「アトリエ」や、「フィンランディアホール」があります。
どちらも40年以上たった建築ですが、シンプルな材料を使い、質素で素朴なディテールです。
街には、教会が多く見られます。
中心市街地を歩くと突然現代デザインの教会が現れます。
カッピ教会。木材が巻き付いて建物を構成しているようなデザイン。
岩に埋もれたテンペリアウキオ教会など、ヘルシンキではこの教会で結婚式を挙げることが夢だとか。
郊外のミュールマキ集合住宅地区にある、「ミュールマキ教会」日本では特集が組まれるほど
有名ですが、地元では全く無名な教会です。
市内には古い建築物は多く残っていますが、よく見ると建替えが部分的に行われています。
建替えが行われるとファサードは「今風のつるっとした」物に変わっています。
(手前の黄色い建物は現場事務所)
世界中どこでも見られる傾向でしょうか。
次回はストックホルムの街並みを紹介します。
岡村 尚人
2017/08/23