町中華
ところで、みなさん中華料理が嫌いなひとに出遭ったことありますか?
無いですよね、みんな中華大好きなはず(笑)
町中華ブームが最近きています。
「町中華で飲ろうぜ(「飲もうぜ」じゃなくて「飲ろうぜ」というのがタイトルうまいです)」というテレビ番組(BS-TBS)があるほど。
「町中華」というのは、ただ中華料理店を指しているのではなく、昭和の時代から続く個人経営の中華料理店のことです。
老舗で個人経営というのがポイントです。
町中華が人気の理由は、昔ながらのレトロなお店の雰囲気と店主のオリジナルメニューにあるのだそう。
渋谷交番そばの「兆楽」なんかは町中華で有名です。
最近テレビで、大手中華料理チェーンの大阪王将が、閉店を決めた町中華を居抜きで借りて出店するビジネスを紹介していました。
新規出店場所をリサーチしていたところ、中華料理店の閉店のお知らせを見つけて店主に声をかけたのがきっかけなのだそう。
大阪王将のビジネスのポイントは、町中華の屋号とその店オリジナルの看板メニューを残すというところ。
町中華の店主は、大阪王将の看板の下ではありますが、お店の「屋号」、「看板メニュー」、そして大阪王将から家賃収入が入る。
大阪王将は、メニューの幅が増え、常連がついているので安定した経営が保障されると、お互いウインウインになるというわけです。
大阪王将うまいビジネスを展開しています。
町中華は、店主が高齢になり、年々減っているのだそうです。
高齢で重~い中華鍋を振るのは大変な重労働。
町中華が閉店する理由は、営業不振からでは無いんですよね。後継者不足にあるんです。
こういう大阪王将のビジネスが年々消えゆく町中華を存続、復活させる新しいスタイルなのかもしれませんね。
その昔、海外旅行先で現地料理に飽きてきて、そろそろいい加減和食が食べたい!と思ったときには、現地の日本料理店は高くつくのでチャイナタウンまで出かけていって中華を食べ、和食食べたい欲を満たしていたものです。
早く海外旅行に行けるようになって、チャイナタウン行きたいな。
(のげ)
2023/02/22