マングローブの不思議
またまたGWの沖縄離島ツアーについてです。
西表島には仲間川流域にマングローブ植物が多数生息しております。
生息条件は
「熱帯-亜熱帯地域である事」
「淡水と海水が入り混じっていて、波当たりが強くない事」
「水がきれいである事」
があげられます。
マングローブの特徴として、根っこが挙げられます。
潮の満ち引きに対して、流されないよう地中浅くを横へ横へ
幾重にも伸びて体を支えます。又、根が大気中に根を伸ばして
呼吸しています。(呼吸根といいます。)
呼吸根の種類の一例として、
・膝根
・支柱根
・板根
と様々です。
(こちらのサキシマスオウノキは樹齢400年と言われる
板根をもつマングローブで、毎年1cmずつ伸びています。)
枝葉は太陽の光を求め、横へ横へと延びます。
淡水でも海水でも育つ、自然のミステリーを感じる植物です。
そんなマングローブ植物とともに生息しているこちらの貝
ヤエヤマヒルギシジミといって10cmにもなる巨大なシジミです。
大きい、、、
<T.O>
2017/05/18