アカデミー賞史上初!
先日アカデミー賞の発表が行われ、韓国のポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」が作品賞に選ばれました。
また作品賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞と4部門受賞も達成。
オスカーの長い歴史の中で外国語映画が作品賞を獲ったのは史上初の快挙です。
演技部門のノミネートがなく作品賞を受賞したのは2009年の「スラムドック$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)以来11年ぶり、さらにアカデミー賞作品賞とカンヌ国際映画祭最高賞の両方を受賞したのは、1946年「失われた週末」(監督ビリー・ワイルダー)、1956年「マーティ」(監督デルバート・マン)以来36年ぶり3作目となる快挙。
アカデミー賞は基本的には「アメリカ映画の祭典」とされ、国際映画祭ではありません。
そのため外国語の映画が作品賞にノミネートされること自体珍しいのに、ましてや作品賞を獲るなんて、ポン・ジュノ監督はアカデミー賞の歴史を変えましたね。
出典:シネマトゥデイ
わたしが今回アカデミー賞で注目していたのは主演男優賞を獲ったホアキン・フェニックス。
「ジョーカー」を映画館で彼の鬼気迫る演技を観終わって、彼がアカデミー賞主演男優賞を獲ると確信しました(笑)
その通りになって嬉しいです。
出典:映画COM
あと、ブラット・ピットの助演男優賞受賞も嬉しい(クエンティン・タランティーノ監督の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で受賞)、意外にも俳優としては初のオスカーなんですね。
出典:映画COM
ブラッド・ピットはキャリア的にもっと前にアカデミー賞を獲るべき俳優であってむしろ遅すぎたくらい。
今回嬉しいニュースが多かったアカデミー賞でした。
(のげ)