ドラマが放つ「飯テロ」の威力
「飯テロ」ってコトバ、最近よく見かけませんか?
「飯テロ」とは、「第三者の食欲を刺激して苛ませる行為、という意味で用いられる俗な表現である。典型的には、深夜あるいはダイエット中の(食事を抑制するべき)時分に、見るからに美味しそうな料理の写真などを見せつける、いかにも美味そうな飯の匂いを漂わせる、さも美味そうにこれ見よがしに飯を食う、といった動向が飯テロに該当する。」
とネットの辞書にはあります。インターネットスラングの類です。
美味しそうな食べ物の画像や映像などを見せて、「見る者の食欲を刺激すること」で実際には味わえないものに食欲を「攻撃」されることをテロ行為に例えいます。欧米では「フードポルノ」といいます。
なんだか「テロ」とか「ポルノ」とかコトバが実に生々しいですね。
今や店内で出てきた料理をスマホで撮るのは飲食店では日常の風景になってますよね。
SNSでおいしそうな食べ物の画像や動画をアップという「飯テロ」は頻繁に起きています。
わたしも最近欠席した食事会で出された美味しそうな食事の画像を食事会メンバーからつぎつぎLINEで送られるという飯テロをくらいました(笑)
「飯テロ」ドラマといえば、東京テレビの「孤独のグルメ」
ナレーションも素晴らしい「孤独のグルメ」井之頭五朗のダジャレセンスもナイスです
「孤独のグルメ」はフリーで貿易商をしている井之頭五朗が商談先の色んな場所の色んなお店で食べるドラマです。
毎回商談が長引いてお昼どきにお昼を食べそこなうというシチュエーション。
お腹が空き過ぎた状態で飲食店に飛び込むので、お昼に一人で食べるに量としてはオーダーする量がかなりおかしい。
中華ではラーメン、土鍋ご飯、一品料理×2皿たいらげ、お昼に5000円支払ったりとか、まあ尋常じゃないです。
でも美味しそうに大量のお皿を次から次へと空にしていく様は痛快です。
「孤独のグルメ」を夜中に視てると(夜中の放送時間なので)、食欲が刺激されて何か食べたくなります。
夜食に走りそうでかなり危険なドラマです(笑)
あと飯テロというと、これはTBSですが、「グランメゾン東京」も視ていて食欲が刺激されます。
脇のキャスティングも素晴らしい 山下達郎の主題歌もいい
「グランメゾン東京」は、キムタク扮するかつての超一流レストランカリスマシェフが陰謀に巻き込まれレストランを追われ挫折するものの再び立ち上がり、メンバーをあつめてレストランをつくり、ミシュランの三ツ星を目指すというストーリーです。
キムタクはどんな役をやっても、あまのじゃくでこだわりが強すぎでワガママでめんどくさいけど実はいいやつというキャラはどのドラマも一緒という声もありますが、たしかにそういうところは否めません(笑)、でもこのドラマのキムタクはシェフ役がハマっていて実にいいです。さすがキムタクと思わせるドラマになっています。
このドラマも視ているとフレンチに行きたくなるんですよね。
今月の外食はフレンチの多い月になりそうです、ダイエットは次月頑張りたいと思います(汗)
(のげ)