ジャイアント・キリング
またまたまた、今回もワールドカップラグビー日本大会についてです。
みなさんは9月28日土曜16時からのアイルランド戦は見ましたか?
わたしはたまたまこの日の土曜は出勤日で見れませんでした。
ライブで見た友人たちから興奮したメッセージが届き、うらやましくてなりませんでした
わたしもアイルランド戦、リアルタイムでドキドキしながらテレビで観たかった・・・!
もちろん、あとから録画した対戦を見たものの、結果もわかっているし興奮度はイマイチです(笑)
今回、この歴史的勝利を見逃したこと、残念でなりません。
ところで、アイルランドに勝利が決まった時のNHKアナによる「もうこれは奇跡とは言わせない!!」という実況(絶叫?!)はよかったですよね。
もうこれは「袋井の奇跡」とは言わせないといったところでしょうか(笑)
2004年にアテネオリンピック日本体操男子が金メダルをとった時、最後の選手が鉄棒からフィニッシュする時の
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」に継ぐ名実況です。これもNHKアナによるものです。
今回、ランキング9位(対戦時のランキング)の日本が1位のアイルランドに勝利しました。
このような「番狂わせ」のことを「ジャイアント・キリング」って言うんですね、わたしは初めて「ジャイアント・キリング」という言葉を知りました。「キリング」とは、なかなか生々しい言葉です。
このアイランド戦の勝利を2015年W杯ラグビーでランキング13位の日本が3位の南アフリカを破った試合(日本のスポーツマスコミより「ブライトンの奇跡」と報じられた)よりもすごいという人たちがいますが、わたしはやはり南アフリカに34-32で勝利した時の方が歴史的勝利だと思います。(スポーツ史上最大の番狂せと報じられてます)
前々回のブログでわたしはサッカー、野球と違ってラグビーでは番狂わせは起きないということを書きましたが、このアイルランド戦や、あとウルグアイ(ランキング19位)が30-27で格上のフィジー(10位)を破ったなど、このワールドカップでも番狂わせは起きています。
やはり、観てる側としては、ジャイアント・キリングの試合の方が断然面白い。
それしても、テニスと違いラグビーはワールドカップの開催中にランキングをどんどん更新してるんですよね。
日本は大会前10位でスタートして、ロシア戦勝利して9位、そしてアイルランド戦に勝利して現在は8位に上がっています。
今回アイルランドに勝った要因を考えてみると・・・
前半終了間際、フォワードがアイルランドのミスを誘い、田村選手が40メートルのペナルティキックを成功させ、9対12の僅差で前半を折り返したこと。
後半にウイングに福岡選手、スクラムハーフに田中選手を投入し選手起用が当たったこと。
そして、一番大きかったのはフォワードによるダブルタックルを多用した徹底したディフェンスでしょうか。
現にアイルランド戦のマン・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手、MVP)はFWの堀江選手になりました。
堀江選手のあの髪型は一体どうしちゃったの?って感じで(笑)
松島選手がやるなら似合うと思うのですが。
勝利後の、スタンドオフの田村選手のインタビューが実に良かったです。
「誰も勝つと思ってないし、
誰も接戦になるとも思ってないし、
誰も僕らがどれだけ犠牲にしてきたかわからないし、
信じているのは僕たちだけ、
その通りになったと思います」
と、ジェイニーヘッドコーチが選手にかけた言葉を紹介していました。
失礼ながらわたしも負けるだろう、とそう思ってましたのでハッとするインタビューでした。
それにしても、2015年ワールドカップで活躍した五郎丸選手もイケメンでしたが(その後五郎丸選手はTVCMに引っ張りだこでした)、田村選手もイケメンですよね。
なぜスタンドオフはこうもイケメンぞろいなんでしょうか(笑)
さて、次はサモア戦です。
ロシア戦では日本が4トライに対し、サモアはロシア相手に6トライをあげているので、ランキングは下ですが強敵です。
アイルランド戦と同じように、気をゆるめず頑張ってほしいです。
(のげ)
<おまけ>
武蔵小山商店街で見かけたW杯ラグビーののぼり
2019/10/18