【土地探しポイント1】面積はどれくらい必要?
賃貸マンションを建設する場合「土地はどれくらいの広さが必要か?」と質問されることがあります。
明確な条件はありませんが、容積率の条件もありますので諸条件次第ということもあります。
不動産流通市場には戸建て住宅向けの土地が最も多く流通しております。
都内の3階建ての木造住宅が建つエリアであれば、20坪からでも住宅は建設できます。
30坪もあれば、比較的ゆったりとした戸建住宅が建設できるでしょう。
一方で、賃貸マンション向けとなれば、条件はないので理論上建設は可能ですが、
あまり小さくても鉄筋コンクリートのコストが割高となってしまいます。
都内で10坪程度の1LDKが8戸とすれば、専有面積で80坪、延床面積で100坪程度となります。
一般的には建築コストは本体工事以外の付帯工事が発生しますが、
インフラの引き直しや仮設工事は規模が小さくてもひと通りのコストとしては発生してしまいます。
規模がこの1.5倍となっても、7割となってもこれは同様です。
経験的に、上記の100坪規模を一つ目安にするとよいかと思います。
都心部の狭小地の建築コストを積算すると驚くほど割高となと場合もありますので注意が必要です。
2019/09/09