年賀状について思うこと
クリスマスの25日を過ぎた翌日の26日、新宿の駅ビルのあちこちに門松が飾られていました。
この切り替えの早さったら!まったく、忙しい国です。
この時期の風物詩というと年賀状になりますが、今年は日本郵便の年賀はがき「販売指標」が廃止になり、郵便局員の自腹購入してでも販売目標の達成を求めるようなノルマが無くなりました。
これは郵便局員にはほっとする決定だったのでは。そのせいか今年は金券ショップに並ぶ年賀状がほとんど無くなりました。
わたしは年賀はがきを毎年金券ショップで購入していたのでちょっと不便でしたが、この決定はとてもよかったと思います。
年賀状について思うことがひとつ。
通っている美容院とか歯医者とか車のディーラーから年賀状が毎年自分宛てにきますが、それには印刷された文しかなく手書きのコメントがありません。
こういうのを受け取ると残念だなと思うのは私だけでしょうか。
手書きコメントの無い年賀状を送るのは失礼なのでは、とわたしは感じてしまいます。
これは完全に自己満足の一方的な行為で、わたしにはなにも響くどころかかえってマイナスに感じ、忙しくて年賀状にメッセージを入れる暇がないなら年賀状自体をやめた方がいいと思うほど。
わたしはこういう手書きメッセージのない年賀状をもらうと、今後のことを考える判断のひとつとします。
逆に、少しでも手書きのコメントが書いてあると嬉しいもの。
なにかしら手書きで書いてあればわたしは前向きに考えます(これホント)。
わたしは新宿高島屋の地下食品フロアでときどき買い物をするのですが、購入した店舗からカードが送られてきました。
カードには購入の御礼とかがびっしりスタッフの手書きで(しかも長文で)書いてありました。
書かれてあった字はあまり字を書かない若い女の子が書くような稚拙な字でしたが(失礼!)、丁寧に書き込んであり、かえって字が稚拙な分、グッときました。
そのあと、お歳暮を贈る機会にこの店舗を利用したことはいうまでもありません。
これは他の店舗でも同様のことがありましたので、手書きのメッセージのカードを送るという高島屋の営業スタイルなのでしょう。
「こんなの営業でしょ?」というかもしれませんが、わたしなんかは単純なので、たとえ営業だろうともこういう手書きのメッセージをもらうとすぐに反応してしまいます。
これは年賀状とは違うケースですが、わたしは年賀状にも通じることだと思います。
今年からお得意さんに送る年賀状は少し手書きでメッセージをいれてませんか?
一般的なことじゃなくてその人個人にあてはまるメッセージが一番ですが、もし書くことなかったら「今年もよろしくお願いします」だけでもいいんです。
手書きを嬉しく思う単純なお客さんもいるのだから。
という、めんどくさいと思われるかもしれませんが、わたしの年賀状について思う、ささやかな主張です(笑)
(のげ)