今、全米オープンテニスが熱い(暑い)!
今、ニューヨークで全米オープンテニスが行われていますがテレビで観てますでしょうか?
今年はニューヨークで猛暑が続き、コート上では40℃近い気温の中で進行しています。
初戦から暑さのため熱中症でプレイ中足が釣ったりと途中棄権が相次ぎ、「コートで死ぬのはごめんだ」、「悪夢だ」などと選手たちから悲鳴があがり、特に先月の28日のニューヨークのピーク時の気温は38℃に達し、さらに追い打ちをかけるような湿気が選手を襲いました。
まるで灼熱のビーチでテニスをやるようなものです。
そこで主催者は第2セットと第3セットの間に女性選手に認めている10分間の休憩を男子選手にも認めると発表、今大会から、「猛暑規定」に基づいて男子選手の試合中にも休憩タイムを設定。3セット目と4セット目の間に、10分間の「猛暑休憩」が適用されました。
10分間の休憩は選手たちは冷たいシャワーを浴びたりや氷風呂に入ったり、まるでサウナのルーティン(笑)
ジョコビッチは対戦相手と隣同士で氷風呂に入って「最高に気持ちよかった」そうです。
今まさに戦っている対戦相手と裸になって隣同士で氷風呂に入る…、想像するとなかなか面白いです。
そんな酷暑で異例の大会になっているなか、錦織選手と大坂なおみ選手が昨日勝ち、そろってベスト4入りを果たしました。
4大大会で男女同時の4強入りは日本テニス史上初の快挙!日本女子の4大大会ベスト4も1996年のウィンブルドンの伊達公子以来22年ぶりだそう、すごい!
ちなみにテニスの4大大会とは、1月にオーストラリアで行われる「全豪オープン」、6月上旬フランスで行われる「全仏オープン(ローランギャロス)」、6月下旬から7月中旬にかけてイギリスで行われる「全英オープン(ウィンブルドン)」、9月にアメリカで行われる「全米オープン」の4つの大会のことを言い、この4大大会を総称して「グランドスラム」と呼びます。
私は全仏オープンと全米オープンは観に行ったことがあるのですが、私が昔行ったときは全米オープンそこまで暑くなかったような・・・全米オープンはニューヨーク郊外(マッハンタンから電車で40分)のフラッシングメドウという広大な公園に会場があるのですが、反対側はニューヨークメッツのスタジアムがあります。
駅を降ると、野球を観る人とテニスを観る人と客層がはっきりわかれて面白かったです。(庶民的な感じの人たちはメッツのスタジアム、セレブっぽい人たちはテニス場に向かうみたいな感じで実にわかりやすい)
この先はBIG4(ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マリー)が立ちはだかりますが、錦織選手は2014年に全米オープンで準優勝していて(錦織選手の4大大会最高位)、全米オープンは相性のいい大会なので、頑張って欲しいです。
大坂なおみ選手も6-1、6-1で圧勝して調子いいし、なんといってもインタビューがチャーミングでいいですよね。
こんな快挙はこの先おとずれるかどうかわかりません、とにかく応援しましょう。
(のげ)