大学が最近話題になったニュースとは・・・?
大学の学園祭の時期ですね。
わたしの母校がニュースになっていたので何だろうと思っていたら、最近人気が出てきた女優の橋本環奈が出演予定だった学園祭のイベントに観客が殺到したためイベントが中止になったというニュースでした。
橋本環奈の整理券を求めて1000人以上の人が殺到し女性6人が倒れてケガをしたそうです。
上からのアングルで撮られた投稿写真をみましたが、人が密集して押し合いへし合いになっていて生け垣もなぎ倒されてかなり危険な状態ということがよくわかる写真でした。6人のケガでよくすんだものです。
このイベントは大学の放送研究会が主催したもの。橋本環奈の人気度を見誤ったり事前告知の方法やだんどりの悪さが露呈されたもので、後味の悪い残念な学園祭となってしまいました。学生主催のイベントとはいえ、こういった不手際は絶対やってはいけないことです。
母校といえば、作家の村上春樹が37年ぶりの記者会見を開き、原稿や自身の蔵書、世界各国で翻訳された著作や2万点近いレコードコレクションなどの資料を母校の早稲田大学への寄贈を発表したというニュース記事がありました。
大学は資料を活用し、村上氏の名前を冠した研究センター(仮称:村上ライブラリー)の設置を検討しているそうです。
これは村上春樹自身に子どもがいないので膨大な資料の散逸をふせぐため、今年の初めに母校の早稲田大学に打診、総長が二つ返事で快諾をしたそう。
早稲田大学の総長である鎌田氏は民法が専門で、わたしがその昔学生時代に授業をとっていた先生でもありました。
なかなかわかりやすい授業で当時でも人気はあったと記憶してます。
今でも覚えているのは所有権がテーマの講義で、家族で1本の羊羹を分け合うのに家族の一人が全部自分のモノにしたくて羊羹をペロペロなめてしまった、さて、どうする?みたいな例題を出したのが印象的で、羊羹をペロペロなめるという映像がシュールで頭から離れなかった記憶があります。
こんな不思議な例題を出すお茶目でユニークな先生でした。それにしてもこんなに偉くなるとはビックリです・・・!
村上春樹はわたしが一番読んでいる好きな作家で、今やっと最新作「騎士団長殺し」が図書館でリクエストしたのがようやく手元にきたので読み始めています。なかなか先の読めないストーリー展開で引き込まれています、さすが読ませます。
最近はTOKYOFMでラジオのパーソナリティをやったり(村上レディオ)、ノーベル文学賞の代わりになった文学賞のノミネートを辞退したり、いろいろ話題を提供しているのでファンとしては嬉しいですね。
蔵書寄贈のニュースの今後の展開も楽しみです。
(のげ)