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変わる?小田急線 ~日本一暮らしやすい沿線を目指して~

 

テレビとかでよく宣伝していましたが、小田急線で複々線が開通し、3月17日よりダイヤ改正が行われました。

 

odakyu

 

最初に思ったのは、「やっとか」、「ずいぶん時間がかかったなあ」ということ。
複々線は小田急線が「日本一暮らしやすい沿線を目指して」事業化したもので、わたしが学生のころからずっとやっていて、それから何十年か経ち、気の遠くなるほどの時間が流れていきました。
(実際は1964年に計画がはじまり、2018年開通で、実に54年もかかっています)
学生のころ電車に乗っていて世田谷代田くらいにさしかかると、電車の窓から「複々線化反対!」と書いてある大きな立て看板を見ながら通っていたものです。


小田急線のラッシュの上りはまさに「痛勤、痛学」と揶揄されるくらいストレスフルなもので、混みあっている仲、特に成城学園前~下北沢間は前の電車がつまっているため、のろのろ運転で、歩いている人にバンバン抜かされるというありさまでした。
よく、これなら降りて歩いた方がよっぽど早いな、と思いながら乗っていました。

 

少し前から複々線化にともなうダイヤ改正があるということで、駅に新しい時刻表が置いてあったので、さっそくゲットして、朝の時間を見ました。
自分が乗っている時間の電車の時間が変わると困るなと気になっていたのです。
見たら、自分が乗っている時間と同じ時刻の電車がありました、ひと安心です。
ところが、その1本のあとの電車が5分後でしたが、ダイヤ改正後は10分後になっていました。これなら、前の方がよかったかも・・・


いよいよ、複々線になってから初めての通勤の日、朝いつも乗る時間の電車に乗ると、いつもだと電車は混んでいるのですが、あれ、そんなに混んでいない・・・、おかしいなと思ってよくみると各駅停車でした。
時刻表の時間ばかり気にして、電車の種類をよくみていませんでした。
ダイヤ改正でいつも乗る電車が準急から各駅停車に変わってしまったようです。
次の駅で急行に乗り換えないといけません。
私が乗っていた新宿行の準急は無くなったようです。
そのかわりに快速急行が増えていました。
快速急行は新百合ヶ丘を過ぎると次は下北沢ですが、この快速急行は新百合ヶ丘~登戸~下北沢と登戸も停まります。
登戸は南武線の乗換駅なので、通勤時間帯は停車せざるを得なかったのでしょう。
昔、東急線沿線に住んでいた時に東急線に快速が出来たときは、停まるのは渋谷の次が自由が丘でした。
それが1ヶ月もたたないうちに、中目黒も停車するように変わっていました。
日比谷線に乗り換えする客から相当クレームがきたのでしょう。わたしも当時乗っていて、「うわー、中目黒も飛ばすんだ、思い切ってるなあ」と思っていたので、すぐ中目黒も停まるようになって「そりゃ、そうだよね」と笑ったことを思い出しました。

 

結局、複々線になって通勤がどう変わったか?
準急のときは直通で行けたのが、1回乗り換えることになり、乗り換えが増えたものの、複々線の新しいダイヤでは3分早く新宿に着くようになりました。
「たかが3分」ですが、「朝の3分」は大きいです。
これを機会に小田急線の人気が出て価値が上がり、東急線に少しでも追いつくといいな。

 

(のげ)

 

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