CCIMセミナーCI104を受講しました
12月5日~9日までの5日間、CCIMセミナーのCI104を受講しました。
今回は「投資意思決定」。今までの3回の概念を組み合わせてどのような投資を行うか、そしてそれを顧客へプレゼンするというものです。
不動産市場は、人口や雇用の変化、規制緩和などに影響を受けるSpace Marcket(スペース市場)と資本コストや収益率の変化などに影響を受けるCapital Marcket(資本市場)、そして物件そのものの管理やNOIに影響を受けるProperty Value Marcket(物件の価値)の相互作用によって形成されています。そして絶えず変化をしています。
不動産に投資をする場合、「取得」→「保有」→「出口」というステップを踏みますが、各段階で不動産市場の変化を捉えて判断する必要があります。
そして、分析をしたことをどのように顧客へ伝えるか?セミナーでは分析結果をパワーポイントを使ってショートプレゼンを行います。(ここが一番難しかった。)
講師のByron Smith先生は「分析もプレゼンもできなければならない。コミュニケーションも大事です」とおっしゃっていました。
建物の設計をする場合、設計図やCGパースが強力なメッセージツールになるため、あまり多くを語らなくても設計者の意図はある程度伝わってしまうのだと思います。しかし、よりロジカルな投資分析の結果をどうやって分かりやすく伝えるか?この難しさを再認識しました。
(渡辺博之)