植物を相手にする方々
最近、植物(動物も)に関わる方々がよくメディアに登場するなと感じていたこの頃ですが…

Azuma Makoto 東信(facebook)

Azuma Makoto 東信(facebook)
8月28日 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にフラワーアーティストの東信さんが特集されました。
東信さんの花樹に対する接し方に圧巻されました。
まず、花樹の寿命を観察し、一番適した温度・湿度で管理、BGMは花樹のために自然の音を流す。最後に、花の命を無駄にしないために、注文が入ってから必要な分だけ仕入れて、フルオーダーの花束を作ること。
作品はいろいろな場所で拝見したことはありましたが、これだけ花樹を大事に扱うから、あのエネルギーに満ちた作品が出来上がるのでしょう。

出典:http://www.onestory-media.jp
別の番組で、フラワーアーティストの赤井勝さんが、フランス・パリで100本の桜を満開にするイベントに挑戦する様子が流されていましたが、赤井さんも時季外れの外国で、桜を満開にするために桜を大事に大事に桜のことだけを考えているぐらい管理していました。

出典:http://www.papersky.jp
最近よくメディアに登場する、プラントハンターの西畠清順さんは、珍しい植物を追い求めてい国内問わず、危険な場所にでも出かけていき探索しています。
東信さんも番組の中で、自分が植物を動かしているようで、実は植物に動かされているんでしょう的な発言をしていましたが、まったくその通りな気がします。植物は動くことができないので、動物や風を利用して生育範囲を拡大していきますが、人間も生育範囲拡大するために利用されているのかもしれません。
人間もやはり、自然の中の一部なんですね。
(イトウ)