2LDKの可能性
住宅新報にこんな記事がありました(2017.0509)
『日本橋人形町で39戸 共働き向け2LDK』

野村不動産が首都圏で初めて全39戸2LDK・60㎡という企画の分譲マンションを供給するそうです。
そこで、早速物件のサイトを覗いてみると…
『売るにも住むにも2LDK・60m2台が理想的』

都心居住志向の高い、共働き世帯をターゲットにしているようです。
少子化の今、子どもが二人いたとしても3LDKが必要になるのは子どもの就学中のみ。
将来的に住替えが必要になった場合でもより高く売れる都心の2LDKを持ちましょう。
3LDKの広い住宅を郊外に求めるなら、都心に2LDKを持ちましょう。という『半投半住』がコンセプトのようです。
その背景には
- 少子化・晩婚化で家族形態が小さくなる
- 都心居住志向の高まり
- 資産価値として住宅を捉える世帯の増加
があるようです。
今後、特に家族形態の縮小を考えれば、賃貸住宅市場でも2LDKの需要は高まるのではないでしょうか。
(渡辺博之)