ルーブル美術館、熱波の大混雑でオンライン予約義務化へ
今年はパリが熱波の影響で7月25日午後に観測史上最高の42.6℃を記録し、エアコンが普及していないパリでは扇風機が飛ぶように売れたそうです。
地下鉄もエアコンが付いてないので、混雑するとまるで蒸し風呂のようになります。
そのパリにある世界一の来館者数を誇るルーブル美術館は、昨年に1080万人が訪れて過去最高を更新、その混雑ぶりが問題になっていました。
今年の5月には「とても人手が足りなくて対応できない」と職員がストライキを起こし臨時休館したほど。さすがストライキの多い国、フランスです。
これに追い打ちをかけるように、今年の猛暑で観光客が涼しい美術館に避難するようになり、ただでさえ混雑しているルーブルがさらに猛暑で人が殺到し混雑するという状況に!オンライン予約義務化が2020年の年初の予定でしたが、早ければこの秋からの前倒しになるそうです。
予約義務化でオンラインで事前予約しないと入館出来なくなります、予約の手続きも面倒で行く日時が固定されてしまい不便になりますが、ここまで混雑がひどくなると仕方ないですね。
入場券を買うのに1時間以上並ぶのは普通なので、スムーズに入館できることで大いに時間の節約になります。
でも、すぐに入場できたとしても混雑した中で観るのもストレスですよね。
ルーブル美術館を人混みをさけてじっくり観たいなら、水曜と金曜の夜は夜間も開いているので(21時45分とけっこう遅くまで開いています)、このタイミングがおすすめです。
わたしはこの時間を狙って行くようにしていました。
閉館近くなると昼間とは信じられないくらい人が少なくなるのでストレスなく鑑賞できますよ。
パリの滞在が水曜と金曜にかかるようでしたらルーブル美術館を優先させましょう。
「モナリザ」なんてなかなか近づけなくて、人の頭を観るようなものですから!
(のげ)