Old age country
少し前のネット記事で、「日本国内のボリューム層の老齢化に伴い、国内向けマーケティングと世界向けマーケティングの乖離が激しくなっているように感じられる。」ということが書かれていました。ちょっと気になったので、どれほど日本が老齢化しているか確認してみました。
上記地図「世界各国の年齢中央値」は2014年に掲載されたもので少し古い情報になりますが、大きな変化はないはずです。
最新の数値2015年の年齢中央値
世界:29.6
日本:46.3
ドイツ:45.9
イタリア:45.9
ポルトガル:43.9
アメリカ:37.6
中国:37.0
主な東南アジア諸国
ブルネイ・ダルサラーム:30.0
カンボジア:24
インドネシア:28
ラオス:22.7
マレーシア:27.7
ミャンマー:27.7
フィリピン:24.1
シンガポール:40.0
タイ:37.8
ベトナム:30.4
なんとなく分かっていましたが、日本は断トツ1位の老齢国でした。
ドイツは難民受け入れの効果がでているのでしょうか。
それとも、ほかに対策をとっているのでしょうか。
最近世界のマーケットがアジア(日本以外)に目を向けているのは、これが大きな要因なのでしょう。
改めて数字でみると、かなり怖くなってきます。
東南アジア諸国に比べると、日本は活気もあまりないのでしょうか。
いろいろ考えさせられます。
(イトウ)